看護職の社会学 [ 佐藤典子(社会学) ]
佐藤典子(社会学) 専修大学出版局カンゴショク ノ シャカイガク サトウ,ノリコ 発行年月:2007年03月 ページ数:243p サイズ:単行本 ISBN:9784881251836 佐藤典子(サトウノリコ) 慶應義塾大学文学部卒、お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修了、同大大学院人間文化研究科単位取得退学。
日本学術振興会特別研究員(DCおよびPD)在籍中にパリ社会科学高等研究院(EHESS)に留学、現在、慶應義塾大学文学部、お茶の水女子大学文教育学部ほか非常勤講師、東京大学医学系研究科客員研究員。
社会科学博士(お茶の水女子大学)。
専門は、医療・看護、家族の社会学、日仏比較研究、フランス思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 問題の所在と看護の「場」/第1章 看護の担い手(キリスト教と看護/女性と看護の結びつき)/第2章 看護の医療化(伝統的な「医」/革命後の変化とライシザシオン/「医」と身体をめぐる変化/世俗化と女性労働)/第3章 看護の職業化(ライシテと看護/看護の職業化への道ーacte hospitalier「もてなし」からprofession「職業」へ/女性の適正と看護)/第4章 看護のジェンダー化(看護は女の仕事か/現代における看護ー生まれついてか、選び取ってか) ハビトゥスからジェンダー論まで。
修道士もおこなっていた看護がいつか母性という評価にすり替り、そこに「女性」がとりのこされた理由を、ブルデュー理論と、フランス社会史を遡行しながら探る。
本 医学・薬学・看護学・歯科学 医学一般・社会医学 衛生・公衆衛生学
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